自律神経に乱れがある人は、次のような症状を訴える事が多いです。
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その要因は次のような事が考えられます。
@内臓疲労
A体の歪み
B冷え性・低体温
C ホルモンバランスの乱れ など
D ストレス(不安や心配も体にとってはストレスです)
E 気温や気圧の変化
F 環境の変化 など
ではこのような症状と自律神経はどのような関わりがあるのでしょうか?
下記の「自律神経とは・・・」をご覧下さい。
自律神経は全身の血管や内臓などの働きを無意識のうちに調整している神経で、その時の状況に応じて一番最適な状態に調整してくれます。
例えば、「暑くなれば末端の血管を拡張して汗をかき、寒くなれば血管を収縮させて熱の放散を防ぐ⇒体温の調節」など、その他にもたくさんのことを同時に行っています。
しかし、自律神経が乱れていると調整能力が落ちているため急激な変化に対応しきれません。
そのため、寒暖の差が激しい季節の変わり目に多くの方が体調を崩すのです。
@内臓の疲れやB冷え性のある方は、E急に冷えたり、天気が悪くなると、自律神経の機能である体温調整や血圧の調整などがうまくいかず、体調を崩します。
また、@内臓の疲労があるとその内臓と関係のある神経が緊張してA背骨が歪んだり、痛みや凝りとなって現れてきます。(⇒詳細は「内臓疲労」をご覧下さい。)
逆に悪い姿勢などでA背骨が歪むと内臓の機能を低下させたり、自律神経を乱したりします。
さらに、Dストレスは自律神経の中枢である脳が乱れるため、全身の血管や内臓・ホルモンなどにうまく指令がいきません。その結果、「食欲不振、過食、冷え性、不眠症、うつ・・・」などになりやすくなります。
この様に、一度自律神経が乱れると他の調節機能もうまく働かなくなるため、さらにひどくなり慢性化していきます。
また、自律神経の乱れによるの症状の場合は、各器官自体が悪いわけではなく、各器官に上手く指令が伝わらないために機能が低下しているだけなので、病院で検査をしても異常がみつからない事も多くあります。
次に「自律神経の働き」についてみていきたいと思います。
自律神経には昼間活動している(エネルギーの発散・放出)時に旺盛に働く交感神経と、夜間や食後(体の修復やエネルギー補給時)に旺盛に働く副交感神経があり、片方が旺盛に働くと、もう片方は抑制的になりシーソーのような関係をしています。
昼間は交感神経が旺盛になり、活動しやすくするために心臓の働きを亢進させ全身に血液を送り(血圧上昇)、胃腸や消化液は抑制されてお休みをしています。
逆に食後や睡眠中は副交感神経が旺盛になり、胃腸の運動や消化液の分泌が亢進させて、消化の働きを高めたり、体の修復を行っています。
その時は、心臓の働きはゆっくり(血圧低下)になり脳や筋肉の働きを抑えます。
当院では、体のバランスを整えながら内臓調整や生活習慣の改善を同時に行っていくことにより、自律神経の機能回復を図り、皆さんの悩み解消のお手伝いが出来ればと思っております。
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